喫茶店 Final

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(どこまで書いたか忘れたので、適当なトコから…)
東条さんが俺に別れを告げてから、もう三ヶ月が経とうとしていた。
実は東条さんと智美さん、宮岸さんの三人は、あれからもう一度ちゃんとした形で会い、和解したのだそうだ。
俺は東条さんの事がずっと気にはなっていたが、三人が和解したという事で少しだけ安心していた。
そして皮肉にも…東条さんがいなくなった事で、俺と智美さんの距離は少しずつ縮まり始めていた。
店が休みの日は必ず二人で過ごすようになり、日によっては智美さんの家に泊まる事もあった。
そして…ある日の夜、店を閉めて二人でゆったりとコーヒーを飲んでいると、いきなり智美さんが俺の手をスッと握った…。
「○○君…。私の事…どう思ってるのかな…?」
俺は何も答えられなくなり、下を向いて黙り込んでしまった…。
「前はね…ほんとに弟みたいって思ってたのよ…。でも…最近…そんな感じじゃない気がしてきて…」
正直、俺は気付きかけていた。以前より、智美さんが俺の前で女らしく振る舞ったり…少し甘えるような態度をとったり…。
とにかく俺を意識してくれているのがわかっていた。

俺はふと、智美さんの顔を見た。
初めて会った頃とまったく変わらない、優しくて穏やかな瞳…整った顔立ちに、触るのを躊躇してしまう程綺麗な長い髪…。
俺の気持ちは、すでに固まっていた。
「智美さん…。今になってこんな事、言っても意味ないと思いますけど…言います。俺、智美さんに初めて出会った時から、ずっと好きでした。それと…尊敬もしてます。今の俺があるのは、智美さんのおかげです。あのまま一人でこっちで暮らしてたら、俺どうなってたか…」
すると智美さんは俺にそっと身体を預けた。
初めて、智美さんの身体の感触を感じた瞬間だった…。
「それだけ聞ければ十分よ…もう何も言わなくていいよ…。私も…好き…」
智美さんは少し背伸びをして俺の頭に手を延ばし、慈しむようにキスをしてくれた。
まるで、羽根が触れるような優しく軽いキスだった…。
やがてお互いの背中に手を回し、強く抱き合った。
どれくらいそうしていただろうか…智美さんはふと身体を離した。
「ね…ウチにおいで。私、キスだけで満足できるほど子供じゃないよ…」
そう言って智美さんは今まで見た事もないような色っぽい笑顔を浮かべた。

俺は智美さんに魔法をかけられたようにぼぉっとしながら帰る支度をし、智美さんの車に乗り込み、部屋に向かった。
部屋に着くなり、智美さんは我慢の糸が切れたように、俺に抱き着いてきた。そして、俺が経験したこともないキスをしてきた。
まるで、俺が犯されてるようなキスに感じた…。
年上ながら、どこかかわいらしさのある智美さんだったが、その時ばかりは、まざまざと大人の女性としての魅力を見せ付けられた気がした…。
絡み合うようなキスをした後、智美さんはベッドに座り、服を脱ぎ始めた。
やがて、上はブラだけで、下はスカートのままというなんとも言えない姿になった。
俺もすぐに我を取り戻し、ズボンとシャツを脱ぎ、Tシャツとトランクス姿になった。
すると智美さんは今度は逆に俺をベッドに座らせた。そして座る俺の前にひざまずいた。
そして手を延ばし、俺のモノを薄いトランクスの上から擦り始めた。
しかし、さほど馴れた手つきではなかった…。その時になってやっと、俺は気付いた。
智美さんは俺をリードしないといけないという気持ちでいっぱいなんだ、と…。

智美さんは俺の股間を優しくさすり、そしてキスをしてくれた。
俺も精一杯の愛を込めて、そのキスに答えた。
やがて俺は智美さんをベッドに寝かせ、その上に四つん這いになった。
智美さんは真っ直ぐに俺を見ていた。そしてなぜかクスッとはにかむように笑った。
「なんか…弟とするみたいで…禁断の関係みたい感じね…」
俺は思わず吹き出してしまった。
「智美さん、こんな雰囲気なのに冗談言うのやめてくださいよ」
俺は笑いながら言った。
すると智美さんは、ごめんごめんと言って俺の頭を撫でた。
やがて俺は意を決して、智美さんのブラに手をかけた。雪のように白い智美さんのぷっくりした胸があらわになった。
その膨らみの頂には、まるで絵に書かれたような綺麗なピンク色の突起があった。
そしてゆっくり…それを口に含んだ。
軽く吸い、舌で転がすと、両足をモジモジさせ、吐息混じりの小さな声を出し、乳首がみるみる内に口の中で膨らみ、固さを増すのがわかった。
「もう…ここはいいから…。して…?」
やがて智美さんは焦れたように言った。
そして自らでスカートと下着を脱ぎ、俺の身体を抱き寄せた。

「智美さん…その、俺…持ってないんです…。なんていうか…予測してなかったから…」
「ないって…コンドーム…?」
俺は黙って頷いた。
「いいよ…。私、大丈夫な日だし…このままで…ね?」
俺は、智美さんと初めてするにも関わらず、生でする結果になってしまった…。そして…智美さんと一つになった…。
女性経験があまり豊富でない俺にとって、智美さんとのセックスは言葉にならない程の良さだった。
中で強く握られるように締め付けられる一方、熱い愛液が滴るように俺のモノを包み込み、腰が砕けそうになる錯覚を覚えた。
初めて付き合った彼女とはお互いに初めてだったが、それと同等の初々しい感触だった…。
やがて、俺も限界がきてしまった。
俺は腰を引いて、すぐに抜こうとした。が、あろうことか智美さんは俺の身体を力いっぱい引き寄せ、放そうとしない…。
そして…俺は智美さんの中に、全てを吐き出してしまった…。
失神しそうな快感の後、とんでもない自責の念が俺を襲った。
「すみません…俺…」
俺は智美さんに謝った。
「どうして?気付かなかった?私が放したくなかったの。だからいいのよ…」

一抹の不安を抱きつつも、俺は少し安心し、智美さんと長い長いキスをした…。
しばらくして、二人とも下着とTシャツだけの姿に着替え、一緒の布団に入って眠りにつくことにした。
俺はとてもじゃないが、眠れなかった…。今まで恋い焦がれ続けていた智美さんを抱いてしまったのだ…。
そして今、自分の身体にぴったりとくっついて隣で寝息をたてている…。
まるで夢のようだった…。なんとも幸せで、気持ちのいい夢…。
このまま眠って、起きたら夢だった…なんて事だったらどうしよう…。そんな不安さえ生まれた。
しかし、俺はたしかに智美さんと晴れて恋人同士になった…。
自分がこの世で一番幸せな人間だという気持ちにさえなった。
俺は真っ暗な天井を見つめ、智美さんの寝息の音をBGMに、今までの出来事を思い出していた…。
全ての始まりは、俺の気まぐれだった…。
ある日、ガラにもなくアパートの近くを散歩していて、偶然見つけた喫茶店。その店はまるで女神様のような人、智美さんが一人で切り盛りしていて、俺に一生忘れられない味のコーヒーとツナサンドを出してくれた…。
やがてなりゆきで俺が店を手伝うようになった。

そして東条さん達と出会い、俺に優しくて綺麗なお姉ちゃんが3人もできた。
やがて俺は智美さんに恋をし、東条さんは俺を必要としてくれた。人を愛する事、愛される事の喜び、そして辛さを知った…。
本当に…いろんな事があった。
たくさん笑った、泣いた、照れた…。それらは、全て今この時に繋がっていたのだと確信できた。
「そんな顔してると、スキ見てキスしちゃうわよ?」
俺の心の中に浮かんだ東条さんが、変わらぬ色っぽい笑顔でおなじみの口癖を言った。
「大丈夫。私にまかせときなさいよ!なるようになるって!」
宮岸さんはいつもこう言って、東条さんと智美さんを温かく見守っていた。そして俺のことも…。
俺は智美さんの方を見た。目を閉じて、静かに眠っていた…。
俺は…そっと智美さんの手を握った。
すると、妙な興奮は瞬く間におさまり、俺も静かに眠りに落ちた…。

あの後、かなりいろいろあったけど、俺は智美さんと結婚して、今はかわいい娘もできた。
東条さんとも再会して、今はかなりいい友人って感じになった。
東条さんの実家が営んでる温泉旅館に、毎年遊びに行くのが我が家の楽しみ。
今まで、待たせたのに、支援してくれた人、ありがとうございました。

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